全国各地を乗りつぶせ!『JTBの鉄道全線乗りつぶしログブック』【鉄道書籍紹介】

書籍紹介
乗り鉄の愛用品といえば、何を思い浮かべますか?
そもそも乗り鉄って何をどのように楽しんでいるのでしょうか?
楽しいのは乗っているときだけじゃないんです!
乗った線を塗る。そして眺める。
ベッドで寝転がっているときも、お風呂に入ってるときだって、鉄道に浸ることができます。
今回は、筆者の愛用している『JTBの鉄道全線乗りつぶしログブック』のレビューと、筆者の活用法を紹介します。
別に乗り鉄じゃないけど旅は好き、という人も乗りつぶしの本を一冊持つと、旅路の構想が広がって楽しいですよ!

この本に出会ったきっかけ

始まりは、「路線図が欲しい」

筆者は、こうやってブログを書いてますが、「鉄道が好きなんだ!」と気づいてから約1年しか経っていないんですね。
1年前は大学受験で忙しくしていた訳ですが、受験会場に向かう阪急に乗ったときにふと気づいたのです。
「自分は鉄道が好きなのかもしれない」
(実はこれが、そのときの乗車電なんですよね。このときに受けた大学に通ってるわけではないんですけどね(笑))
いや、鉄道撮ってないでもっと緊張しなさいよ・・・
しかも、お世話になった高校の先生が鉄道ファン。
授業の合間合間に鉄道の話をしてくるし。(いたって真面目な先生です(笑))
そういうわけで、色々調べていくうちに、
「電車に乗って色んな所に行くって、すごい楽しそう」
と思うようになりました。ですが春の間は大学生活が始まり、なかなか余裕もない。
大学生活に慣れ始めた去年の夏頃、ついに筆者が正真正銘の乗り鉄になります。
そもそも、本好きなので、なんか乗り鉄になる(笑)ための本とかないのか。
まぁ、路線図は要るよな・・・と思い検索。
そして調べて知ったのが、この『JTBの鉄道全線乗りつぶしログブック』なんです。
同時に、駅のスタンプを集める押し鉄というジャンルを知り、ズブズブと鉄道の魅力にはまっていきました。
「路線図として持ち歩くこともできて、乗った所を塗っていくことで楽しむ」
これって、すごく楽しいことだと思いませんか?
一度きりの人生、大学生になったら旅(とりあえず国内)をいっぱいしたいと思っていた私にはうってつけでした。

購入場所は大学の本屋

乗りつぶしの本は何冊もありますが、ネットで画像を見たときにこの本が一番シンプルで、カッコイイと感じたので、特に中身も確認せず大学の本屋に取り寄せ。
学生の特権、大学生協の学割価格でゲット。
最近、近所の本屋の鉄道コーナーへ行きましたがそこでも売ってました。
(付箋はよく使うページについてます。)
友達に見せたら、「No. 」という欄が表紙の下の方にあるところにガチさを感じると感想をいただきました(笑)
金色のロゴが良いと思いませんか?お気に入りポイントです。

結果、鉄道熱を加速させた

まず、Twitterやネット記事で気になる鉄道を見つけたときは、この本にチェックすることから始めました。
すでに最近乗った線を早速塗ってみたり、昔乗ったけど良く覚えていない線を見つけてこれかぁ~とか考えたり。
大学生活はじめての長期休みが、だんだんと鉄道に染まっていくのを実感しました(笑)

この本の内容

特に気に入っている点を重点的に書きますね。

JR&私鉄全線全駅 乗りつぶし地図

まず、本当に初めに驚いたのが、私鉄も全線載っているというところ。
それが36ページにコンパクトにまとまっています。
全国の地図が20ページあり、残りは鉄道が密集している箇所の拡大図です。
筆者は近畿地方住みなので、大阪付近拡大図①と②をよく見ますね。

絶対に降りたい名駅100

この本の冒頭の特集です。
100の駅を10個のテーマに分けて紹介されています。
スイッチバック、特徴的な駅舎、珍構造な駅・・・
本当に初めは無知で(今もまだまだ勉強中ですが)スイッチバックという言葉もよく知らなかったので、読み応えありました。
スイッチバックは簡単に言うと列車バックさせた後、また前に進むことで大きな傾斜を上り下りすることですね。
筆者が初めて体験したのは、えちごトキメキ鉄道の二本木駅でした。
また、分岐駅の奇妙な路線として、橿原神宮前駅や大和西大寺駅がエントリーしていました。
かつて近鉄民だったので、ちょっとうれしくなりました。

JR&私鉄全線全駅 営業キロチェックリスト

各路線ごとに営業キロが表に記載されています。
完乗率の計算に使うことができますが、筆者はまだ計算はしていません。
では何に使っているのかというと、
  • 乗った線を塗る
  • 降りた駅を○でチェックする
  • さらにスタンプ押印済みなら、もうひとつ○をかいて◎にする
この3点です。
また、日付を書き込めるようになっているので、初めてその線に乗り鉄しにいった日を記入しています。

その他

日記を書けるスペースが48日分あります。
筆者は日記的なものは別に書いていたり、旅の計画や感想は別のノートを使ったりツイートで記録に残しているので、このスペースは使っていません。
(このアカウントで日常的につぶやいております。)
他にもこの本の活用法や、基礎知識特集などもあります。

レビュー

細かくレビューしていきます!

Goodポイント①とにかくシンプルなので書き込みやすい

乗りつぶし地図のページを開くと、青と黒の印刷で日本地図が描かれています。
それがとても見やすく、塗るときは色分けしてもごちゃごちゃせず、また文字を書き込んだときにしっかりと強調されます。
余白も多いので、ガンガン書き込んでいくことができます。
付箋を貼ることもできるので、個人的に使いやすいです。
著作権の問題で、本の中身は載せられないので、気になる方は本屋で確認してみてくださいね。

Goodポイント②JRと私鉄の見分けが一瞬でできる

先ほど路線図が青と黒で描かれている、と言いました。
  • JRは青
  • 私鉄は黒
で分けられているんですね。
これが意外と便利です。
全部同じ色で描かれていたら、見たい箇所を探すのに時間がかかってしまいます。
こういうちょっとしたところが使いやすさに繋がっている気がします。

Goodポイント③本自体が丈夫にできている

乗りつぶしブックは持ち歩くことを想定してできています。
結構持ち歩いていますが、表紙の金色のロゴの印刷が取れてくることもなかったですし、
表紙が水に強く丈夫にできているので長く使えます。
中の紙も適度な強度で、筆者が使っているペンでは裏移りしないです。
それとこれは個人的な趣味ですが、湯船に浸かって読書をするときがあるので防水の表紙はありがたいです。
これを読書と呼べるかは微妙ですが(笑)

Badポイント 情報が少し古い

唯一のこの本の欠点だと思いますが、初版発行が2017年8月1日で、「本誌掲載のデータは、原則として2017年5月1日のものです。」と注意書きがされています。
これは仕方の無いことですが、より新しい情報が欲しい場合は最新の本を探しましょう。
筆者は、最新の情報と、表紙のシンプルさを天秤にかけ、結果『JTBの鉄道全線乗りつぶしログブック』が勝ちましたね。
具体的には、2019年開業のJR[梅小路京都西]や2018年開業の[JR総持寺]が載っていなかったり、2019年に改名された大阪高速鉄道[柴原阪大前]が以前の駅名[柴原]だったりします。
この前は京阪石山坂本線の駅で改名された場所が割とあることに気づきました。
ですがこれはこれで楽しんでいますね。
半透明の付箋で自分で訂正を書き込んでいます。

欲しい機能

本当にわがままだと思うのですが、駅名にふりがなが欲しいです。
ですが、ふりがなをふるとなると、このコンパクトさが損なわれると思うので、そう考えるとこのままで十分ですね。
逆にコンパクトさは全くないが情報量たっぷりの『レールウェイ マップル 全国鉄道地図帳』(昭文社)にはふりがながあります。

活用法

塗る色を分ける

分けると言っても、そんなに厳密には分けてませんが
  • 乗り鉄、旅行→緑
  • 日常で使う→オレンジ
  • 鉄道ファンになる前→紫
  • 過去すぎてうろ覚え→黄色
という風塗り分けています。
他にもアイデアとしては、
  • 楽しんだ車窓の左右で色分けする
  • 乗った列車の種別(普通、新快速など)で色分ける
  • 時期で色分ける
など色々と考えられますね。

書き込みを直接するか付箋でするか

  • まだ乗っていない鉄道に対しては付箋でメモ
  • 乗った記録は直接書き込み
というように記録しています。動物の駅長(二タマ駅長など)がいるところにやたら付箋を貼っている状態です(笑)
また、今は近江鉄道降りたい駅リストなどをはっつけています。

まとめ

今回は、筆者が乗り鉄になる経緯と、『JTBの鉄道全線乗りつぶしログブック』のレビュー、活用法をお伝えしました。
鉄道ってちょっとおもしろそうだなと思っている人へ。
まずは乗りつぶしの本を買いましょう。沼のはじまりです。
では(ㆁωㆁ*)/

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