嵐山線で、ちょっと特別感に浸る。【阪急6300系】

阪急
京都の桂駅から枝分かれする阪急電鉄嵐山線。
つやつやのマルーン色の阪急が、嵐山へと導く。
今回は、先日乗車した嵐山線の6300系について書いていきます。
阪急が大好きすぎて、車体はもちろん、駅名標から駅メロまで全部が魅力的だと感じてしまう現象が、筆者の脳内で起きております。
そういう視点からではありますが、6300系の魅力を勝手に語っていきます(笑)

6300系とは

概要

製造初年は1975年。
元々は阪急京都線の特急系電車として運用されていましたが、2008年頃から徐々に廃車となっていきます。
2010年には6300系の京都線運用はいったん終了し、9300系に置き換わりました。
6300系の一部車両には改造工事が施され、2009年に嵐山線に転用されました。
それがこの記事に載せている写真の車両ですね。
このとき6300系と置き換わったのは2300系。
現在は完全に廃車となり、正雀車庫に1両(2352F)、2311Fの運転台は売却されて個人宅に設置されているんだとか。(すごい)
また、2011年からは同じく6300系の転用改造車「京とれいん」も運行されています。
側面に金色で扇子の模様が描かれている観光特急です。
詳しくはこちら

車両の特徴

座席

4両で運行している6300系。
観光者が多い嵐山線向けにリニューアルされたので、座席はセミクロスシートになっています。
セミクロスシートとは、クロスシートとロングシートの両方の座席がある状態を指します。
クロスシートとは列車の進行方向を向いている(または進行方向の逆を向いている)座席のことです。
レールの向きと交差(クロス)しているということですね。
ロングシートは、車両の側面に沿って設置されている状態のことです。

塗装

阪急といえばマルーン!
筆者はつやつやで栗色の阪急が大好きですが、非鉄道ファンの方からは「地味な色」と言われることもしばしば。
マルーンをベースにてっぺんが白い塗装の車両と、マルーン一色の車両。
どっちが好きかと言われても困りますね。6300系は前者です。
阪急は白塗装がアクセントになってるところが良いんですよね。
クリームを乗せてるなぁ、かわいいなぁ…
いや、阪急の全ての要素が好きなんですけどね。
(ドアについては後で言及します。)

ブルーリボン賞を受賞

ブルーリボン賞といえば、日本の映画賞を思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?
ここでは鉄道のブルーリボン賞について説明します。
写真にもあるように、ブルーリボン賞は鉄道友の会が選定する賞です。
1年間のうちで営業運転についた新形式車両の中から、1形式のみが選出されます。
第一回は1958年、鉄道ファンが小田急電鉄の3000形になんらかの賞を与えたくなったのがきっかけのようですね。
6300系は阪急で唯一、ブルーリボン賞を受賞した形式です。(2022年現在)
乗ったときには、このマークを探してみてくださいね。

京都線から分かれる嵐山線

(引用 Google Map)
嵐山線は桂駅から始まり、4駅で構成されている路線です。
中間の駅も見どころ満載ですね。
今回は途中下車はしたものの、改札は出ていないので駅舎外観は見ていません。
またじっくりと駅舎を満喫して、記事にしたいですね。

ここが良い!注目ポイント

座席がセミクロスシートで一人掛けも

何も知らずに乗り込んで、驚きました。
クロスシートあるやん…
しかも一人掛けがある!?
入り口付近はロングシートで広々、クロスシートは二人掛けと一人掛けで構成されているので、やっぱり広くてゆったりしてるように感じます。
京都線時代はほぼ全席二人掛けクロスシートだったようです。
普通列車で一人掛け、最近だと叡山電車の展望列車「きらら」でも体験しましたが、特別感あって良いですよね。
車窓を見るのに苦労しないですし(笑)
そして一人旅には、嬉しい。
夕方にさしかかっていたので嵐山方向に乗る人は少なく、ちょっとの間ですが特別感ある座席を楽しむことができました。

2扉

6300系は2扉。
観光向けの車両という観点からみると、魅力ですよね。
通勤電車とは違う特徴です。
ですがドアの位置というのは、ホームドア設置問題が発生する原因になることも。
阪急の京都線・宝塚線・神戸線が分かれていく十三駅のホームドアは、この2扉には対応できないようです。
(阪急はホームドアがあまりないイメージがあります。2019年、十三駅に設置されたのが阪急では初めてです。)
別に6300系に限ったことではないのですが、阪急のドアが閉まるときの音が好きなんですよね。
他の鉄道と、どう違うか説明するのが難しいのですが。
ドアチャイムが良いんですよね。
「ポンポーン ポンポーン」って。
いや、阪急の全ての要素が好きなんですけどね。
それとドアの開閉音も比較的静かですよね。
そういうところから、阪急の上品さが伝わってきて、良いですよね…
いや、阪急の全ての(以下省略)

とりあえず顔がタイプ

中身も良いし、顔も良い。
阪急は古い車両は、連結部分中央に大きく形式番号が書かれていて、ここも好きなポイント。
そして6300系はライトの部分が銀色に光ってるところが、さらに好き。
窓枠が白で囲われているのが、また可愛い。
…いや、阪急の全ての(以下省略)

まとめ

今回は、阪急を半日満喫した中でも、特に筆者の心をつかんだ6300系を紹介しました。

阪急の魅力、伝わりましたでしょうか。
筆者もこれから、まだまだ勉強して、阪急マスターになります!

では(ㆁωㆁ*)/

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