山歩き初心者が比叡山へ行く|後編【父と娘のハイキング&登山日記】

父と娘のハイキング&登山日記

「三角点は景色が悪い」

これが登山あるある。
三角点は木々に囲まれていましたが、山頂の景色は最高でした!
山道に入ってから山頂付近、そして下山までをお伝えしますので、ハイキングプランの参考にしてくださいね。
前編は麓の京阪坂本比叡山口駅~延暦寺参拝をお伝えしましたので、ぜひこちらも読んでくださいね。
(引用 Google Earth)

ハイキングルート

東海道自然歩道を進む

(引用 延暦寺三塔巡拝マップ 比叡山巡り)
基本的には「東海道自然歩道」と書かれた案内板の、
「ガーデンミュージアム比叡」「山頂」「叡山ロープウェイ」
の文字の方向に進むだけなので、誰でも挑戦できます。
このマップの黄色い道ですね。
筆者も次は一人でも行ってみようと考えています。
ですが油断は禁物です。
こういう柵の向こうは普通に崖なので、こけて落ちたら遭難します。
今回のように雪がしっかり積もっているときは要注意です。

巡拝券の購入は必要なのか

延暦寺という寺はない

「延暦寺」というのは実は山全体の総称なんです。
延暦寺というお堂はなく、東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)の三塔に分かれています。
今回は東塔だけを経由して行きました。

登山が目的なら巡拝券は不要!

(引用 延暦寺三塔巡拝マップ 比叡山巡り)
このマップからも分かる通り、登山だけが目的で参拝をしないという場合でも、必ず巡拝受付を通過することになります。
初詣は行かない派の筆者ですが、今回は御利益があるようにと巡拝料1000円を納めました。
登山のみが目的で東海自然歩道を通る、つまり境内を通過するだけの方は、料金所で申し出ると巡拝料を払わなくてもOKです。

山道へいざ

途中のオススメスポット

ルートはどんどん雪が深くなっていきます。
この橋を渡ると西塔に行けますが、今回はパス。
雪道になってきます。
筆者は靴を買うのをずっと渋っていましたが、ほたか父の勧めで今度買いに行くことになりました(笑)
今回は途中から長靴を履きました。
長靴は平坦な雪道で使用することで歩きやすくなります。
ですが、あくまでも登山靴の代用品。
さらに急斜面の雪道を歩く場合は、登山靴にアイゼン(靴の底に取り付ける滑り止め)を使用するのが理想的です。
雪がない晴天のシーズンなら、グリップ力のある履き慣れた靴(ジョギングシューズなど)の方が歩きやすいです。
自分に合う靴を見つけてハイキング&登山を楽しみたいところです。
途中、首が長めの何かがいました。
少し険しめの山道に入る前に、京都方面を一望できるエリアがあります。
険しいと言っても、多分階段みたいになっていて道だと判別するのは簡単です。
(雪があったので、なんとなく思うだけですが)
ベンチがあるので、休憩ポイントですね。
鞍馬あたりがしっかりと見えました。
スマホの電波は余裕で通じているので、マップと照らし合わせたりして眺めました。

ハイキングの道具

この左に写っているのはピッケルという道具です。
ほたか父が持ってきましたが、今回のルートの比叡山ではあまり必要ないと思います(笑)
ピッケルはもっと雪が多くて傾斜がキツいときに使うとのこと。
今回は写真右のステッキの方が活躍しますね。
雪が多かったり滑りそうな所は、ステッキを三本目の足として使うと安心感がすごかったです。
2本使うのが一般的だとは思いますが(笑)
筆者もマイステッキが欲しくなりました。
トレッキングポールとも言いますね。

山頂付近に到着

京都方面からバスで行くことも可能

路線バスで来られるとは・・・知りませんでした。
すこし登頂した感が薄れたような気がしますが、気軽に雄大な景色を楽しめるのは良いことですね!
ドライブウェイ(バスの経路)を歩くことはできないので、バスから見える景色も気になります。
京都駅ー比叡山山頂[京阪バス]の路線図はNAVITIMEで確認できます。

快晴が生み出す絶景

南側

空は水色ではなく「青い」
そして遠くまでよく見えました。
写真では伝わらないんだ!もっときれいだった!!
これあべのハルカスじゃないですか・・・!?
京都を越えて大阪まで見えてます。
(ぼやぼやです、ごめんなさい。)
この先を進んだところの眺めが個人的にベストでした。
山頂付近のパーキングは日当たりが良いので雪は溶けかけでした。
ほたか父と写真撮影タイムです。
結論は、写真ではなく目に焼き付けろ、です。

北側

右に琵琶湖がずっと広がっています。
肉眼では遠くのおそらく岐阜あたりの山脈も見えていました。
山岳の位置関係も少し勉強してみたいですね。
手前の雪が積もってる山を比良山だと思って見ましたが、もし間違っていたらコメントで教えてください(笑)

コーヒータイム

筆者は、「岳」(作者 石塚真一)という漫画が好きで何度か読んでますが、主人公の島崎三歩はホットコーヒーとバナナが好物ですね。
ほんとにこの作品はおすすめですよ。
今度からバナナも持って行こうかな。
この双眼鏡のそばで休憩。
近況報告など、たわいない会話をしてお菓子を食べました。
こういう時間をいつまでも大事にしたいものです。

三角点(山頂)まで行く

凍ってたら滑るので超注意

ここからは地面が凍っている箇所が多く、舗装された道の傾斜が大きかったので要注意です。
凍っている面が雪で隠れていて、気をつけていても焦りました(笑)
集中していたので写真はないです。

三角点に到着

ステッキ必須です。
ちょっとよじ登らないと、ここにはたどり着けません。
三角点は木々に囲まれていて景色が悪いのはあるある。
これはこれで良いですね。
848mです。
日本最長のケーブルの力を借りているので、全然体力は消耗していません。
ですがこれを見ると達成感はあります。
大比叡山頂はギリギリ滋賀県内みたいですね。
マップで見ても京都との県境にあります。
ここの地形で境界線が決まったのかもしれないですね。

帰路

冬は叡山ロープウェイ&ケーブルカーは運休

冬以外のシーズンなら、比叡山ロープウェイ&ケーブルカーを利用すると滋賀から京都へ渡るボリューミーな旅になりますね。
今回は来た道を戻ります。

下山、そして坂本ケーブルへ

筆者は山を下りるのが苦手です。
比良山のときは緩やかな斜面で思いっきり滑りました(笑)
体重のかけ方が難しいのと、石の上が滑るので怖いのです。
 
比叡山は一度もつまづくことなく下山できました!
 
そして、坂本ケーブル・・・
の前に、みたらし団子を食し、お土産をちょっとだけ買い、延暦寺根元中堂へ寄りました。
これはまた後日記事にしますので、お楽しみに。
 
 
帰りに乗車したケーブルカー「縁」
行きも思ったのですが、車内でずっとオルゴールが流れているんですよね。
ジブリの曲だった気がしますが。
なので流石に帰りは疲れたのもあり、眠気を誘います。
ほたか父、一言もしゃべらないなぁ~と思ったら寝かけてました(笑)
 
ケーブルカーについてはこちらにまとめていますので、気になる方は読んでくださいね!

まとめ

ということで、前編と後編に分けて、雪の比叡山ハイキングの全貌をお伝えしました。
ほんと楽しいですよ、山歩き。
それが少しでも伝わったら嬉しい限りです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

では(ㆁωㆁ*)/

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